国保の納付方法

国民健康保険の基礎知識

納付書は「世帯主」に届きます。

更新日:2021年04月02日

国民健康保険の場合、保険料の納付は世帯単位で行われます。

世帯主が国保に加入していなくても、世帯内に加入者がいれば世帯主あてに納付書が送られてきます。


保険料の計算は毎年4月~5月くらいに行なわれ、6月~翌年3月が納付期間となります。保険料の納付書は、だいたい5月~6月に郵送で送られてきます。


【注意】納付期間は自治体によって異なります。6月~翌年3月、7月~翌年2月などがありますので、詳しくは住民地の自治体でお尋ねください。



保険料を納める4つの方法。

保険料は納付期間内で納めますが、その納付方法について以下の4つをご案内します。納め方によっては保険料を節約することもできますので、上手にご利用ください。

■口座振替 手続きは各市町村役場が用意している「口座振替依頼書」や「自動振込利用申込書」などに必要事項を記入し、ポストに投函するだけです。口座は1世帯に1つだけつくることができ、加入者が増えても同じ口座から引き落とされます。引き落とし日は毎月末日で、1年分の一括引き落としはできません。
■納付書で支払い 市区町村から送られてきた納付書で、市区町村役場、銀行、郵便局、コンビニエンスストアなどの窓口で支払います。納付書で支払う場合は、1年分を一括納付することができ、やや割安になります(詳しくは「保険料節約のテクニック」でも解説しています)。
■Yahoo公金で支払う Yahoo公金を利用するとクレジットカードでの支払が可能になります。詳しくは保険料節約のテクニックで解説しますが、クレジットカードで支払うことでカード会社のポイントがたまりますので、その分お得といえます。
ただしYahoo公金で支払ができる自治体は、2015年9月時点で58市区町村に限られます。また納税者手数料が発生します。
■nanakoで支払う こちらも詳しくは保険料節約のテクニックで解説しますが、電子マネーのnanakoで保険料を支払うことも可能です。クレジットカードでチャージしたnanakoで支払うことで、カード会社のポイントがたまりますので、結果保険料の節約につながります。

次回は、「保険証が使えない病気やケガ」について解説します。